◆ダウン症の息子◆

私たちの長男のアキオは標準形21トリソミーのダウン症です。
これは染色体の突然変異により、21番染色体が3本になってしまう病気です。
合併症を伴う場合が多いですし、発達障害を伴うのが普通です。
早くに亡くなってしまう子もいますが、元気に大人になって働いている人も多いです。

アキオがダウン症かもしれないと言われたのは、1か月検診の時でした。
ものすごく動揺しましたが、小児科の先生は「多分違うと思うんだけれど、念のために染色体検査をしませんか?」とおっしゃったので、きっと違うと思いました。
けれども、結果がでるまでの1か月間、ネットでいろいろ調べていると「もしかして…。」と思うことも多くありました。
そして、結果はダウン症でした。
アキオの染色体の写真を見たら、一番小さい染色体が3本あったのです。
心臓がばくんばくんしました。

でも、私も旦那さんも、アキオのダウン症をすぐに受け入れました。
アキオがダウン症であっても、アキオは決して不幸な子だとは思えなかったし、愛しい我が子であることには変わりなかったからです。
もちろん、たくさん泣きました。
アキオの将来のことを考えては、途方に暮れそうになりました。

けれども、アキオは一生懸命生きているんです。
お母ちゃんのオッパイを一生懸命飲んでいる姿を見ていると、泣きながらも微笑んでしまいました。
他の子たちよりは少し遅いけれど、着実に成長していく姿を見ていると、嬉しくて仕方がなくなりました。
そして、アキオがダウン症だったおかげで、本当に多くのことを考えさせられ、生き方も変わっていきました。
まだまだ未熟な両親ですが、アキオが私たちを育ててくれているなぁ、と強く思います。