◆子供の頃から頭痛もち◆
私と頭痛との付き合いを書いてみました。
こんなのとは縁を切りたいけれど、一生離れてくれないらしいです。はうー。
■頭痛信号と鎮痛剤■
「頭が痛い。」と言うようになったのは、小学生低学年の頃からだったと記憶しています。
時々なのですが、ズキンズキンと頭痛がしてきて、だんだん耐えられなくなってくるのです。そうなると、お母さんに「頭痛い。」と訴えて、鎮痛薬を救急箱から出してもらってました。
この頭痛が発生する回数が増えてきたのは大学生の頃でした。この頃になると、鎮痛薬を持ち歩くようになり、頭痛信号が出た時に服用することが多くなりました。
回数が増えたと言っても、薬を飲むのは、せいぜい月に2〜3回くらいなのですが、偏頭痛が1度起こると翌日・翌々日も痛いことが多いので、月に複数回の服用となりがちです。
「薬は飲みすぎると効きにくくなるから飲まないで我慢する。」と言う人が多いのですが、ヒドい偏頭痛だと、そんな悠長なことは言ってられません。まず、起きてられません。
ズキンズキンと頭が割れるように痛く、だんだん吐き気も強くなってくるのが常なので、薬を飲んで暗くて静かで涼しい場所で横になって耐えるしかないのです。
ただ、頭の血管の拡張と炎症が治まるのをジーーーーーっと待つしかないのです。アイスノンだけが友となります。
こうなってからでは、実は薬なんて効きやしません。しかし、飲まないよりは飲んだ方が少しは早く治まるので、鎮痛剤を飲みます。
なので、鎮痛剤は頭痛信号が出て来た時に飲むのが一番効果的なのです。
しかし、この「頭痛信号が出た時に薬を飲む」というのが、思ったよりも難しいのです。
頭痛信号が出るたびに薬を飲んでいたら、少しずつ痛みに過敏になってしまい、慢性的な頭痛(それも鎮痛剤が効きにくく感じるようになる)になってしまいます。
(薬を飲むのが良くないというのではなく、月に10回も20回も服用し続けると、薬が原因の慢性頭痛に移行してしまうのだそうです。痛い時には鎮痛剤は必要ですよ。)
なので、頭痛信号の時に、今回の頭痛はどの偏頭痛なんだろう?と見極めなくてはなりません。
- 頭痛信号で終わるものなのか
- ズキンズキンと痛くなってくるものなのか
- メガトン級の痛みになっちゃうものなのか
これらの見極めをして、痛みがヒドくなりそうだと思ったら、鎮痛剤を飲むのです。
が、この見極めを間違えると、とんでもないことになります。ヤバいと思った時は既に手遅れで、メガトン級の頭痛になって、4時間ほど巨大な痛みと吐き気に身動きがとれなくなってしまう状態に陥るのです。
もう、頭痛とは20年以上付き合っている私ですが、今だに見極めを誤る時があります。めちゃめちゃ痛い頭を抑えて「あーあ。しまったなぁ。」と深く後悔するのです。
しかし、この見極めが上手くいって、鎮痛剤を飲まなくても痛みが消えたり、本格的な痛みが生じなかったりした場合はとても嬉しいものです。
「今回は上手く行ったわ。」と、誰かに自慢したくなります。(で、だいたいは旦那さんに自慢気に話すんですねぇ。)
■偏頭痛と緊張性頭痛のダブルパンチ■
社会人になってからは、偏頭痛に加えて筋肉の緊張から起こる頭痛も起こすようになってきました。
この頭痛は、偏頭痛に比べて痛みそのものは強くありません。じわじわとした痛みがダラダラと続きます。
肩凝りも併発してる場合がほとんどなので、肩を揉んでもらったり、後頭部をぐりぐりマッサージすると、少し楽になります。
お風呂で後頭部を温めたり、温め用の器具(腹痛用にレンジでチンして暖まる優れモノを持ってます。これを利用してます。)で後頭部〜首を温めるのも効果アリです。
ダラダラダラダラと痛みは続きますが、痛みそのものは寝込むほどでもなく、なんとか仕事もできちゃったりするので、このタイプの頭痛では鎮痛剤は滅多に服用しません。
けれど、この頭痛と偏頭痛が両方で攻めてきた時が困りものなのです。
片方は冷やすと痛みが緩和するのに、片方は温めると痛みが緩和するのです。これは困ってしまいます。
現実としては、偏頭痛の痛みの方が数倍も痛いため、まずは鎮痛剤を飲んでからアイスノンが出動となります。とにかく先に強烈な痛みの方を退治しようとする訳です。
ここまでは本能的な動きなので、考える余地もありませんが、困るのはアイスノンから温め器具への交換時期です。いつ温めに転換すればいいのかが分かりづらいのです。
偏頭痛のズキンズキンという痛みが無くなったら交換すればいいと思うかもしれませんが、そう簡単なものでもないのです。
強烈な痛みを長時間(って言っても、私の場合は2時間〜4時間)感じていると、神経がおかしくなってしまい、何の痛みか分からなくなってしまうのです。
「全然痛みが取れないよ〜〜。」と、旦那さんに泣きついたら、アイスノンを無理矢理没収されて、温め器具と交換したら、痛みが取れてきた、ということもあったりするのです。
自分の痛みなのに、痛みの区別もつかなくなってしまうのが厄介です。(でも、痛いのー。)
■偏頭痛の極大期の時に考えること■
とにかく痛みがヒドいので、この痛みをどうにかしてくれ〜〜、と偏頭痛の時は思います。
昔から考えるのは、薄いピンク色の脳です。その脳には炎症でも起こしてるかのような赤みがあり、これが頭痛の部位にリンクしています。
そんな脳のイメージが浮かんでくると、次に、その脳を取出します。頭がパカっと割れて、脳を取出せるようになります。
そして取出した脳を、つめたーーーい水でジャバジャバと洗い、赤みがとれたら、頭の中に戻します。すると頭痛もすっかり治るだろうに・・・と思ってしまうのです。
偏頭痛は脳が痛い訳じゃないのは十分承知してるんですが、痛みがピークの時はこんなことをイメージしてしまいます。
■私にとって頭痛が起きやすい場所・状況■
- ・太陽の光を一定量浴びた時
- なんでか分からんのですが、太陽光は頭痛を誘発することが多いです。
- ・気圧変化が急激に起こっている時
- デカい低気圧や台風が来る前は、よく頭痛がします。これは頭痛もち友達も同じことを言ってるので、割と頭痛もちには一般的なコトかもしれません。
- ・人ごみ
- これも頭痛もちの人からよく聞きます。
- ・寝不足
- これもよく聞きますねぇ。
- ・寝過ぎ
- 私は、寝不足よりも寝過ぎの方が偏頭痛発生率は断然高いです。寝るのが好きなので、ついつい寝過ぎて偏頭痛になることが多いです。おバカー。
■頭痛のことをもっと勉強しましょう■
頭痛大学というホームページには頭痛についての記事がたくさんあります。頭痛もちには、とても勉強になります。
たかが頭痛、されど頭痛・・・です。