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マメタロウの名前、大決定。
『いい名前』ってなんでしょう?

マタニティ雑誌の付録やら、名付け本やらを読むと、いろんなことが書いてありますが、ウチの場合の『いい名前』というのは、すこ〜し違います。

実家は浄土真宗なんですが、オカンがご縁をいただいているお坊さんは真言宗のお寺の方です。
密教のお坊さん全てがお力をもらっているわけではないそうなんですが、そのお坊さんはお不動様からお力をいただいている方で、オカンなんぞは命を助けていただきました。

そのお坊さんがおっしゃるには、名前というのは本当に大切なんだそうです。
事件や事故で亡くなった人の名前を聞くと、
「ああ、この名前だから…。」と、思われることが多いそうです。
このお話を聞いてから、我が一族で一番オカルト体質の強い弟1号も、なんとなく『良くない名前』というのが分かるようになった、と言っていました。
ちょっとコワイ話ですね。
つまり、名前は単に個人識別に存在するわけじゃないということです。
その人の人生を左右する不思議なモノらしいのです。
(千と千尋…じゃないけど、世界中に「本当の名前を知られたら支配されてしまう」というモチーフの神話がたくさんあるので、やはり名前はタダの識別子じゃないんだろうな、と思います。)

そのお坊さんは、ご自分のお子さんに名前をつける時には、お不動様にお聞きして、良い名前を付けられたそうです。
そのお坊さんが、うちのオカンから私が妊娠したと聞いて、
「いい名前をつけてあげてくださいね。」と、おっしゃってくださったそうです。
ありがたいです。
もちろん、そうしたいと思いました。
しかし、私自身はオカンほどご縁をいただいていないので、私の息子の名前をお不動様に聞いていただくというのは申し訳ないと思い、やはりここはお世話になってる例の先生にお願いしようと思いました。

いつ頃だったかな〜〜〜?
ご先祖様のご供養のことで先生の所に行った時、前の時間の人たちが終わってなかったので、端っこで待ってました。
すると、まー、話し声が聞こえちゃうわけですよ。
するとね、その人たちが、これから生まれてくる子供の名前について相談されていたんです。
で、先生が
「公平って名前はね、かなり強い魂の子じゃないとアカンよ。(名前に)負けてしまうから。中坊さんみたいな人じゃないと、公平って名前は難しいね。」と、言ったんです。
旦那さんと私はビックリしました。
先生にはお腹の子の魂がどんな魂かが分かって、だからこそその魂に合う名前を見つけられるんだな、というのがその話から分かって、
「ウチも子供ができたら聞きに来ないとアカンね〜。」と、2人で話してたんです。
また、先生は弟1号についても、
「今の名前(漢字)だと、霊媒体質が強過ぎるから、この字にした方がいいよ。」と教えてくれました。

そんなことがあったので、たくさん名前を考えて先生の所に持って行き、『いい名前』を教えてもらおうとしたわけです。


で、前回は玉砕したわけですが、今回は中3日で再チャレンジに行きました。
その間、えらいことになってました。
旦那さんは「これでもか〜。」ってくらい名前をたくさん考えました。
最後には
「もう、これ以上出ないよ〜〜。」とヘロヘロになってました。
私は私で、
「あれがいいー。これはいやーーー。」と、ぎゃあぎゃあ言ってました。
弟1号も思いつくとメールをくれました。
お義母さんもたくさん考えてくれてました。
大・名前考え大会は、ツール・ド・フランスのようになってました。

そして、不安と期待と共に、先生の所に行きました。

先生のアドバイスを元に考え直したので、さすがに前回より格段に良い名前が多かったみたいです。
「お、これもなかなかいいね。」と、先生が言ってくれる名前がポコポコとありました。

…でもね。
やっぱりマメタロウが気に入らないんですよ。
「結構いい名前なのに、何が気に入らないのかなー?」と、先生も首をひねってました。
私たちが選んだ『1軍』の名前は全部マメタロウが気に入りませんでした。
なので、大量にあった2軍の名前も次々に観てもらいました。
も〜〜、ドキドキでした。
アカンかも〜、とさえ思いました。

しかし、ありました!!!
マメタロウもお気に入りの素晴らしい名前が紛れてました!!!!

それも2つ。
どっちもすご〜〜〜くいい名前で、甲乙付けがたい、と先生も嬉々としておっしゃいました。
んでも、やっぱり甲乙はあって、点数にすると1つは98点、1つは100点満点なんだそうです。
100点満点ですよ。100点満点!

98点の名前については、
「守護霊さんたちも、これはいいって言ってるよ。」とのこと。
それくらい素晴らしい名前だそうです。
しかし、満点の名前については、
「守護霊さんたち、口をあんぐり開けてるよ。」と言われました。
守護霊さんたちがビックリするくらいの名前なのです。
その名前は、マメタロウの魂にすーっとキレイに馴染み、さらにマメタロウの魂に常に御仏の光を注いでくれるそうなのです。

御仏の光が降り注ぐ名前なんですよ!スゴ過ぎる〜〜〜〜!!

「よくこんなすごい名前を見つけたねぇ〜。もうこの名前は次元が違うんだよ。僕でもここまで見つけようとすると、ものすごく時間がかかって、疲労困憊になるよ。」と、先生。
ヘロヘロになりながら、漢字をどんどん組み合わせて、この名前を拾い出した旦那さんとしては、涙が出そうなくらい嬉しかったそうです。
私なんぞは、「えー?この字は好きじゃないー。」なんて言ってたくらいなんで、余計に目が点状態。

ごく普通の名前です。
この名前のどこがそんなにスゴいの?って思っちゃう名前です。
でも、マメタロウの魂にとっては、これ以上の名前は無い、という名前なんだな〜、と思うと、仏様に大感謝の気持ちでいっぱいになりました。
旦那さんと一緒にお薬師様に
「どうかマメちゃんにいい名前がつけられるように、お導きください。」と、お祈りしてから名前をピックアップしてたんですね。
だって、きっと自分たちの力だけじゃ、いい名前なんて拾えないと思っていたからです。
(なぜお薬師様か、というのは、薬師寺でお参りした後に妊娠したから。)


姓名判断は『良い名前』のリストアップのために利用しました。
でも、『その子にとって本当にいい名前』というのは、神様や仏様からお力をいただいている方々じゃないと分からんものなんですね。
(弟1号の場合は、『すげー悪い名前』が分かるだけ。)

こーゆーことも、私の身体がしんどかったことがキッカケとなって、ここまで辿り着いて知ることができたわけで、だからこそマメタロウにいい名前をつけてやれるんだと思うと、辛くて辛くて泣いたことも全て自分たちのためになってるんだな、と、またまた神様や仏様に感謝感謝の気持ちになりました。

ただ、そんな名前をつけて、畏れ多くない??私たち夫婦で育てられるの??と、ふと不安になり、先生に聞いてみたら、
「全然問題ないよ。だって、こんないい名前の子だから、勝手に育つよ。あんたたちなんて、この子に到底追いつかないよ。はっはっはー。」
とのお答え。
そっか。おかーちゃんはちゃんと食べさせて、一緒にたくさん遊んでりゃいいのか。


というわけで、昨日はマメタロウの名前が大決定した日でありました。


at: 2003/08/14(Thu)


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